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■ 漁業別カレンダー |
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■ 漁種別カレンダー 【 ◆魚種(漢字):漁法、時期 】 | |||||||||||||||||||||||||
◆あいなめ(鮎並):あいなめ籠漁、4〜12月 北海道では多くの人が「アブラコ(油子)」と言い、東北では「ねうお」、関東では「あいなめ」、関西では「あぶらめ」と呼ばれています。 ◆いか(烏賊):いか釣漁・9〜11月 水揚げされるのはほとんどが「するめいか」です。主に釧路市や厚岸などに水揚げします。 ◆うに(海栗・海胆):うに潜水器漁、10〜12月 この地域で獲れるウニは「蝦夷ばふんウニ」で、良質な昆布を食べて育った事により、水っぽさが無く、身が締まり、最上級の逸品です。主に本州方面へ出荷し、ブランド品として流通しています。ちなみに「雲丹」と表記すると食品加工されたウニのことを指します。 ◆かき(牡蠣):かき養殖漁、通年 厚岸湾で育った仙鳳趾(せんぽうし)のかきは身の締まったプリップリの牡蠣です。殻に対して身が大粒で、強い甘味と濃厚でコクのある味わいが特徴です。涼しい気候であることから通年食べることができます。 ◆かじか(鰍): カジカといえば「なべこわし」。「汁にすると鍋を壊すほど」、美味しいという意味。日本海北部から北に棲息する大形のカジカで、1〜2キロは珍しくない。値段はカジカの仲間で一番高い。 ◆かに(蟹) ○けがに(毛蟹):かに籠漁、2〜4月 毛カニと言えばミソが美味しい。昆布森の毛ガニは、最も身入りの良い時期に厳選して水揚しており、しっかり締まった身と濃厚な味わいが特徴です。 ○はなさきがに(花咲蟹):かに籠漁、6〜8月 花咲港で水揚げされたことでこの名前がついた。タラバガニよりやや浅い海に多い。流通しているタラバガニのなかでは一番殻が硬く、棘がするどい。 ◆かれい(鰈) ○くろがしら:かれい刺網漁、10〜1月 塩焼きや煮つけにすると美味しいです。 ○ばばがれい(婆鰈):かれい刺網漁、10〜1月 なめたがれい(滑太鰈)とも呼ばれ、体長60cm以上にもなります。高級魚として扱われ、肉厚で煮付けに適しており、フライや唐揚げなども美味しいです。 ○まつかわ:かれい刺網漁、10〜1月 表側(有眼側)の鱗がかたくザラザラしているのを松の幹の表面のようであるから「松皮=マツカワ」と呼ばれるようになり、他には「タンタカ」や「タカノハ」とも呼ばれています。透明感のある白身は甘く、刺身が絶品で、高級魚として知られています。 ◆こんぶ(昆布):昆布漁、6〜10月 昆布森地区の沿岸約40キロのほとんどが昆布漁場で、地名のとおり「昆布の森」となっており、水揚高も全体の約3分の1を占め、主に関西や関東方面へ出荷されています。 この地域で採れる昆布は「長昆布」が大半を占め、北海道の東海岸で採れる昆布です。名前のとおり長いものは15メートルにもなる世界で最も長くなる種で、早く柔らかく煮えるのが特長で昆布巻や佃煮・おでんなど煮物用の食用として最適です。なかでも、昆布が成熟する前の6月までに採られた「棹前(さおまえ)昆布」は、身薄で柔らかく、高級昆布として取り扱われています。 ◆さけ(鮭) ※詳しくはココをクリック(pdf 2,169KB)釧路町広報誌より 昆布森で獲れるさけのほとんどはシロザケという種類です。昆布森沿岸は親潮が日本で最も接岸しているため、沿岸漁業に最も適した地域であり、昆布森ブランドのさけは市場評価もワンランク上だと言われています。 ○あきあじ(秋鮭):秋鮭定置漁、9〜11月 産卵に向け川に上る前のものを漁獲します。この時期が組合の最漁期となり、1日に約80,000匹水揚げされる事もあり活気に溢れます。秋鮭といえば「いくら(卵)」!食卓に秋の到来を知らせてくれる魚です。 ○ときしらず(時不知鮭):春鮭定置漁、4〜7月 普通の鮭は秋に産まれた川へ戻ってくるのですが、トキシラズは春から初夏にかけて戻ってきます。「時を知らない鮭」という事で「ときしらず」呼ばれるようになりました。脂のりが良く、最高級の鮭です。獲れ立てを船上で活〆したものは絶品です! ◆さんま(秋刀魚):さんま漁、7〜10月 秋魚の代表格。道東産のさんまは脂のりがよく、焼きもいいけど刺身はさらにオススメです。漁獲したさんまは、主に釧路市や厚岸などに水揚げします。 ◆ししゃも(柳葉魚):ししゃも桁網漁、11月 秋の風物詩「ししゃも」は漁期が短く、近年は漁獲量が減少している事から高級魚となりました。漁獲したししゃもは、主に釧路市や厚岸などに水揚げします。 ◆そい(曹以):鮭定置漁、 ◆たこ(蛸):たこ空釣漁、11〜1月 水揚げされるほとんどがマダコとミズダコです。大きいもので30キロ以上にもなります。 ◆たら(鱈) ○すけそうだら(助宗鱈):助宗刺網漁 主に、卵はたらこ、身はすり身となります。 ○まだら(真鱈): 鍋、フライ、焼き、煮付けなどがおいしいです。しらこ(白子)またはタチと呼ばれるオスの精巣部が美味で、オスのほうが高値で流通します。体長は大きいものになると1m以上にもなります。 ◆にしん(鰊):にしん刺網漁、4〜5月 厚岸湾で産卵にやって来た春に漁獲します。現在はめっきり数が減ってしまいましたが、昔のニシン漁は北海道の一大産業で、主な用途は肥料でした。漁獲したにしんは、主に厚岸などに水揚げします。 ◆つぶ:(螺) ○すなつぶ(砂螺):つぶ籠漁、9〜10月 ○とうだいつぶ(灯台螺):つぶ籠漁、4〜6月 加熱すると肉質が柔らかくなり、煮ツブとして最適です。お刺身としてもおいしく、店頭ではお手頃な価格で販売されています。 ○まつぶ(真螺):つぶ籠漁、4〜6月 ツブ貝の中でも大型の「真つぶ」は、コリコリとした食感でお刺身に最適です。 ◆はたはた(鰰):はたはた刺網漁、11月 はたはたの卵は「ブリコ」と呼ばれ、プチプチとした食感が最高です。近年では漁獲量が減り、高級魚となりました。 ◆ほたて(帆立):ほたて養殖漁、9〜12月 ほたて漁は仙鳳趾地区で唯一1戸営んでおります。刺身も美味しいし、バター焼きやフライなど、いろいろな調理方法で美味しくいただける食材です。 ◆ほっき(北寄):ほっき桁曳網漁、10〜12月 正式名は「ウバガイ」といい、仙鳳趾地区(厚岸湾)で水揚げされます。食べ方は、刺身がオススメで、カレーやシチューなどの具にも適しており、いろいろな調理方法で美味しくいただける食材です。 ◆ほっけ():ほっけ刺網漁、4〜9月 ホッケは成長の度合いによって、アオボッケ、ロウソクボッケ、マボッケ、ネボッケと呼び名が変わります。脂ののった開きホッケ焼きは美味です。 ◆ます(鱒):鮭定置漁 あおます(青鱒)、ほんます(本鱒)。 |
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